最近、仕事が忙しいのだけれど、
なぜか、お菓子を作るのにハマってまして。

仕事から帰ってきて、
22時くらいからちょっと作ってみたりしている。

おかげさまで
製菓材料がけっこう揃ってきましたよ。

男子の部屋に、
粉糖とか、
アーモンドチップとかが常備されておる。

女子が部屋に来るわけでもないし、
女子にプレゼントするわけでもないので、
まさに、
自己満足の世界なんですが、ね。

あ、写真で分かる通り、
「ペンギンズコーヒー」とかいう
ステッカーも作ってみました。



ちなみに、おとといはマフィンを作った。



■マフィン5個のレシピ（←オリジナル）

　　ホットケーキミックス　200g
　　牛乳　100ml　（←もうちょっと多くて良かった）
　　砂糖　15g
　　たまご全卵　1個　（←2個のほうがいいと思う）
　　マーガリン　30g
　　ココアパウダー　5g
　　アーモンドチップ　15g
　　ビターチョコ　58g（板チョコ）
　　思いつきで入れた「グリコ 夏季限定ココナッツポッキー」 1袋（21g）



■作り方

　　1.
　　ボウルに玉子、ホットケーキミックス、ミルク、砂糖の順に入れてよく混ぜる。
　　マーガリンは溶かしておく。
　　チョコレートは5ミリ角くらいにまで砕いておく。

　　2.
　　溶かしたマーガリン、ココアパウダーを入れる。
　　しっかりと混ぜたら、チョコレートとアーモンドを8割方入れる。

　　3.
　　均等に混ざったらマフィン型に流し込む。
　　ふくらむので7分目くらいでOK。

　　4.
　　残りのチョコレートとアーモンドを上から振るう。

　　5.
　　オーブンは180度で余熱。様子を見ながら25分ほど焼く。

　　6.
　　ふくらんできたらできあがり♪

後ろへと向かって
歩き出したくなるときがあった。
未来を閉ざしたいときがあった。

私に流れる血はその危うさを持つ。


仕舞ってしまいたいブラックホール。
しかし、冷めた炎のような私の弱さが、
折に触れてそれを眼前に差し出してくる。



危うさはときどき見えなくなった。

そして、いつの日にかまた、
ひょっこりと現れて、私をいざなってきた。



10年という長い長い年月の間に、
私は何度か負けそうになった。

同じ道は歩まないと決めていながら、
私に流れる血は、
弱くなった私に優しく呼びかけた。


それでも負けなかった。

私は、今も、生きている。

日常を失う怖さを、
静かな破壊のエネルギーに変えながら、
私はまだここに立っている。



私はあの日を境に
少しずつ変わってきたと思う。

あの日よりも前を
ほとんど思い出せないのだから、
変わったかどうかさえ分からないが。
しかし、変わっていたとしても、
それは決して良い方向ではない。


でも私は生きることができている。

あの日には想像もできなかった未来を、
私は生きている。

刃を自分に向ける日を超えて、
私は生きている。


そうして10年が過ぎた。



私はまた変わらなければならない。

次の10年へ向かって。


そう。私は変わる。

すべてをリセットして、
まだ若いと言われる今のうちに、
もう一度、人生をスタートする。



歩こうと思えば歩けた後ろへの旅路。
それを裁ち切り、
まだ見ぬ未来に目を向ける。
未来は明るいと信じている。


いつか心の底から笑える日が来る。

いつか私は、
日常を失う怖さを忘れてしまう。

私はよく分からぬ幸せを手にする。



亡き人の延長線上で、
果たせなかった最後の幸せを、
――過去に還らず生きる幸せを、
私は手にする。



ここに私の人生がある。

危うさに誘惑されることのない
新たな生を、
私は、過去を振り切りながら、生きていく。


いくつかのありがとうを言い終える
その日まで。