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Column
真ちょえん的日記
日本は変わるか。
2009年08月31日(月)
「まさに怒濤だ」(毎日)、「すさまじいまでの破壊力」(朝日)、
「結党以来の惨敗」(読売)、「歴史的な惨敗」(日経)。
新聞各社の社説は、民主党圧勝――あるいは自民党惨敗の驚きを
実に直接的な言葉で綴った。
日本のメディアは官僚支配からの脱却ができるかどうかが
民主党政権の試金石だと位置付ける。

ニューヨークタイムズ電子版(31日付)は、
新政権の外交姿勢について詳報した。
普天間基地問題など在日米軍の諸問題や、
インド洋での補給活動などが見直される可能性に言及。
親米路線からアジア重視への転換が
起こるのではないかという危機感がにじむ。

有権者はどうだろう。
今回、国民の多くが“変化”を期待して投票した。
自民党――あるいは麻生自民党――でなければいいという
ネガティブな理由による投票もあっただろう。
国民にとっての民主党の見る目は、
それでも次第に厳しくなる。
漂う閉塞感を打破できるかどうかにまずは目がいく。

来年は参院選が控える。
閉塞感を打ち崩すにはバラマキ型政治が最善策かもしれない。
米国追従を見直すのも、国民からは痛快に見えるかもしれない。
しかし、バラマキは一時の生活しか保障できず、
巨額の財政赤字の解決は当然先延ばしになる。
過度の米国追従には問題があるとしても、
輸出産業依存型の日本経済を構造から変えない限り、
対米関係に大なたを振るうのは、自殺行為だ。

耳障りのいい言葉だけでは済ませられない現実がある。
いくら「風」が吹いたとはいえ、
有権者も民主党を選んだ責任を負う。
現実的な政策が気に入らないからといって、
来年の選挙でまた「風」に流され、
人気者に流されて、政権を再選択するのか。

日本の現実をしっかりと見据えたい。
政権与党、野党、国民がしっかりとスクラムを組んで、
長期的な日本の成長戦略を描くべきだ。

選択。
2009年08月30日(日)
第45回衆院選は30日午後8時に投票を終えた。
即日開票され、民主党を中心とした政権の誕生が確実な見通し。

     ・  ・  ・

報道によると、
福岡9区(八幡西区など)は緒方林太郎(民主・新)が当選確実、
福岡10区(小倉北区など)は城井崇(民主・元)が当選確実。
福岡県の全11区のうち、
8区の麻生太郎、11区の武田良太を除き、民主党に風。

山口1区(山口市など)は高村正彦(自民・前)が当選確実、
山口県(全4区)は2区を除き自民党が当選を確実にしている。

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