kb.stに新しいコーナーがオープンしました。
→「スクエア」（http://sct.skr.jp/kbst/focus/square/square.html）

スクエアの名の通り、そもそもは、
私めの好きな「広場」を紹介するコーナーにする予定でしたが、
データベースCGIを仰々しく使ったため、
広場だけを紹介するにはもったいない。。
っていうわけで、広場にこだわらず、
人の息遣いが聞こえてくるような場所をピックアップして、
紹介していくコーナーにしました。

すでに写真があるものは順次アップしていきますが、
新しい場所にも取材に行きたいなぁと思います。

主な取材場所は山口中部・西部・北部と北九州都市圏です。
「スクエア」をご覧頂ながら、
おすすめの広場や近代化遺産等々の情報をお寄せいただければ幸いです。

なお、「スクエア」各ページの最下部に、情報お寄せコーナーがありますので、
そこからご投稿ください。

kb.st スクエア
http://sct.skr.jp/kbst/focus/square/square.html

なぜこのタイミングなのだろう。
内閣改造を行い、所信表明演説も行った。
アメリカなど各国首脳とも会談をしたばかりだ。
あらゆる民意、政治を蹂躙するような仕業は、受け入れがたい。

けれども、過ぎたことを批判しても仕方がない。

思うに、民主党の大勝、安倍首相の退陣だけをとってみれば、
「右に切りすぎた舵を“やや右”の状態に戻そうとしている政治の局面」
と考えられるかもしれない。

小泉改革の影の部分に対する批判もあれば、
小泉改革の明の部分に対する期待もある。
もっと改革を進めてほしいという民意も多分にあるだろう。
しかし、いまや小泉改革を負の遺産と唱えることが
民意が望んでいる姿であるように言われている。
支持率の過半数を決して下回らなかった内閣の政治を、
その熱の冷めぬ今、全否定できるものではないのだが。

スキャンダルに足を引っ張られた安倍内閣は、
小泉改革を批判してきた民主党によってひっくり返された。
現時点での民意は、確かに、民主党に望みを託している――
そう考えるべきだろう。
けれども、カネと癒着と族議員の日本政治に戻ることは誰も望まない。
切った舵を戻しすぎることは、政治回顧とは紙一重。
眼前の“改革”（カッコ書きの“改革”）は、双方とも危うい。

アメリカでは、民主党から次期大統領（来年改選）が選出される可能性が高い。
方やフランスでは5月、右派、サルコジが政権に就いた。
世界の政治は大きく動いているが、
自民党の55年体制が一応の終焉を見た93年前後の政治時期に比べて
各国とも左右の統一性はない。（当時は全体的に左にぶれ始めていた）
ただ、現在のアメリカは保守政権に飽きを感じている。
これは安倍首相にとって追い風になったのではないか。
現在の難局さえ乗り越えられれば、米民主党政権とであれば、
自衛隊の進退について実に単純な言い訳で退却を命令できたはずだ。

まもなく、自民党から新しい総理大臣が誕生する。
誰がなっても厳しい政権運営を強いられることになるが、
あるいは衆院選を前倒しし、民意を再び問うかもしれない。
民主党が、15年ぶりの非自民政権を実現させることもありうる。
おそらく向こう１年間のうちに、
首相の再度の交代（政権交代であるかもしれない）があるだろう。
日本の政治はしばし流動的な状態が続く。
政治の空白を作らせないのであれば、
ただちに衆院選をするというのも手段かもしれないが、
それもまた、“懐古趣味”のようでなんだか気味が悪い。

　
ずいぶん前の写真です。

って、別に、面白いわけじゃないですが。

でも、ここ県道です。
県道なのに、走っちゃだめ。


っていうわけで、
むしろ、マニアは、ここにあるヘキサのほうが面白いのでは？


有名どころなので、このへんで。