1カ月も前のことだけど、
3月13日のJRダイヤ改正に合わせて、
平成筑豊鉄道（平筑＝へいちく）もダイヤが改正された。

大きな改正点は、
田川線の昼間時間帯の増発と、
伊田線の夜間時間帯の減便。

田川線の行橋-犀川間で4往復8本という大幅な増便をし、
同区間はあさ6時台から22時台まで、
ほぼ30分間隔での運行となった。（終電は23時46分）
これはかなりの利便性の向上である。

伊田線の直方-田川伊田間は
おおむね20分間隔だった18〜19時台の一部、
2往復4本を減便する。
もともと本数の多い時間なので、
大きな影響はないと思う。


平筑沿線は急速な過疎化が進んでいて、
利用者の増加や収支の改善（黒字化）は望めない。
いま必要なことは、
市民の足を守ることと、
これ以上の赤字を出さないための一層の経営努力。
需要に応じたダイヤ設定や、
沿線の変化に合わせた駅の新設・廃止で
今後も末永く筑豊路を駆け抜けて欲しい。