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Column
真ちょえん的日記
全社時刻表。
2010年10月11日(月)
来週末から始まる第46回全国社会人サッカー選手権大会(全社)。

全社に訪れる方向けに、
アクセスマップを作りました。

まだ誤字等あるかもしれませんので、
いちおう「ベータ版」としておきます。


■画像の拡大したものは、
http://nazoo.name/temp/zensha/zensha2010_bus.jpg

■PDF版は、
http://nazoo.name/temp/zensha/zensha2010_bus_Otl.pdf
PDF版はプリントアウトのほか、
iPhoneなどの端末に入れてお使いいただけます。
QRコード部分をタップすることで、
時刻表のサイトにもジャンプできます。


【追記】
拡散される場合は、
http://home.kbst.net/blog/?p=34
   ↑
このアドレスをお伝えください。

拡散にご支援いただきありがとうございます。

芸術の秋。
2010年10月06日(水)
先だって、市美本館とSPITALで
いろんな作品を見てきましたので、
ちょっと載せます。

鴨居玲にはまだ行ってないし、
モネも週末から市美本館に来るので、
芸術の秋はしばらく続きそう。



●日本の海洋画展

東京と北九州でしか行っていない展覧会。

毎年北九州展はリバーウォークの
北九州市立美術館分館で開かれていたのだが、
今年は鞘ヶ谷の本館で開催。

で、私が見に行くのは今回が3年連続3回目。

毎年ほぼ同じ画家さんが出している展覧会に行くと、
その年々の変化があっておもしろいですね。

相変わらず興味深い作品を提供してくれるのが、
横須賀幸正さんと吉岡幾哉さん。

横須賀さんの今回の出品作「わだつみ」は、
生きたオウム貝が閉じこめられた球体を中心に
殻だけになった貝や色を失ったイソギンチャクがいる
不可思議な海底の風景を深い色みで描いた。
球体はスポットライトを浴びるように鈍く光る。
その背景はパズルになっていて、
ピースの欠けたところからは広大な宇宙が覗く。
吸い込まれるような絵。
ほとんど時間は止まっているのに、
生けるものと死せるものの深淵が横たわる。
(油彩/F50号)

吉岡幾哉さんは「探勝景図」。
吉岡さんの絵は毎回見ても不思議。
白いカンバスの上に描かれた風景画が、絵の中央で、
まるでプラレールが破断しているように左右に断絶している。
肝心の風景は、黒い海が大きく描かれ、
そこに細かく描かれたトンボや気球、
そして海に背を向けて地面に目線を落とす幼い少女がいる。
唯一断絶された絵を繋いでいるのは
鉄の色をした葉のない木枝だ。
この絵は何を訴えているのだろう。
アンバランスな非日常が、
悪夢の中に佇む子どもの日の感覚を呼び覚ます。
(油彩/145.5×178.8)

ほか、石森寛さんの「海のアルプス」も素晴らしい。
絵の第一印象は淡い色の風景画なのだが、
じっくり見ると色遣いや技法が細かく考えられていて、
思わず「おっ」と言ってしまう作品だった。
(油彩/F100)

特別展示は故・井出宣通さんと、
今年1月に逝去した亀山浩嗣さん。
井出さんの作品は初期作から晩年期の作品まで4点が展示され、
絵の変遷がよく分かる。
亀山さんの作品は「捕鯨への道」と題された2点が展示された。

北九州市立美術館本館にて、今月10日(日)まで。
約50点。入場無料。9:30-17:30(入館17時まで)。
画集販売あり(1000円)。
http://kmma.jp/



●マリナーズ・アイ展

上の「日本の海洋画展」と同時開催の
第21回「人と海のフォトコンテスト【マリナーズ・アイ】展」は
なんと大賞受賞者が17歳の現役高校生!
応募者898人、3,009作品の中から選ばれた。

大賞受賞作「遠い道のり」(加我匠吾さん)は、
北海道の水産高校の長期海洋実習の様子を
3枚の写真で切り取った。
食事での束の間のひとときと、
狭苦しい部屋の対比がおもしろい。
市井の高校生とは違う青春群像にも惹かれる。

ほかの作品も力作揃い。

福田修逸さんの「厳冬の荒海」は特選受賞作。
吹雪のけたたましさと、
寂しい海崖上の家屋をモノクロ写真で表現する。
激しく雪が舞っているのに寂しい。
静と動、生と死を1枚の写真におさめた秀作だ。

優秀賞の「三代目登場」(高村安麿さん)は
コミカルな鰻屋の看板の下に
店の三代目となる赤ん坊を抱いた若い母親が立つ。
この作品の面白さは、
コミカルな一過性とも思える看板なのに、
すでに「三代目」までの系譜が
できていることかもしれない。
タイトルも含めてよく練られている。

こちらも市立美術館本館で10日まで。
入場無料。9:30-17:30(入館17時まで)。作品集なし。
http://kmma.jp/

【北九州市立美術館本館】(戸畑区西鞘ヶ谷町21-1)
◇小倉駅バスセンターから
 [22]黒崎行きで「七条」下車。280円。
◇魚町バス停から
 [1][1特快]黒崎行きで「七条」下車。280円。
◇黒崎バス停から
 [1][1特快][22]砂津行きで「七条」下車。
◇七条バス停からは無料シャトルバス(20分間隔)で約5分



●LEVEN FIRST SOLO EXHIBITION

門司区在住の画家・levenさん(←マイミクにいます)の初個展。

個展のテーマは、
「unconsciousness and counsciousness」(無意識と意識)。

テンペラと呼ばれる技法で描かれた小型の作品約10点が、
小倉北区室町の古い民家を改造したカフェの2階に並ぶ。

深い青や緑、橙色に塗られたカンバスを、
無数の点や線が引っ掻き傷のように荒れている。
外光がゆるやかに照らす2坪ほどの空間は
絵が窓のようにも見えて、異次元に来たかのよう。

用いるテンペラ絵の具は、
卵黄や酢に顔料を混ぜたもの。
重ね塗りしてなお透明感があり、
絵にライトな深みを持たせることに成功している。

室町のカフェ「SPITAL」(スピタル)で10月24日(日)まで。
ワンドリンクオーダー。
12:00-24:00(火曜、水曜日は休み)。
http://www.dimension.fm/

【SPITAL】(小倉北区室町2-5-16)
◇JR西小倉駅から徒歩5分
◇リバーウォークの向かい、美容室ann-ann横の路地入ってすぐ



以上でした。
また行ってきたらだらだらと書くことにするっす。

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