迷っている。
シャープさんが「NetWalker」を発売。
└http://www.sharp.co.jp/netwalker/
工人舎さんが「PM（韓国mBookM1の日本版）」を発表。
└http://jp.kohjinsha.com/models/pm/

モバイルギアオタクとしてはどっちもほしい。
でも、現実的にはどっちか。

NetWalkerのほうが一回り大きく、
重さも、NetWalkerが約400グラム、PMが約350グラム。

最大の特徴はＯＳで、
PMはこのサイズ（両機種ともにほぼ文庫本サイズ）に
Windows xp SP3が入っている。
かたやNetWalkerはスタンバイから3秒起動を売りに、
LinuxのUbuntuがベース。リナザウの再来と考えても良いだろう。

で、量販店に行くと、NetWalkerは実機があった。
小さい、軽い、おもしろそう！

でも、何か、足りない気がする。

保存容量が4GB（ユーザー領域2GB）しかなく、
電子辞書そっくりの外観なのに辞書が搭載されていない。

ザウルスの最終形態と考えて良い「SL C3100」（05年発売）が、
4GBのHDD搭載で、広辞苑やジーニアス英和和英が
入っていたことを考えると、
それから４年も経っているのに、何か、やはり、
もう少し劇的な変化を期待したいものだ。

同じシャープが作っているスマートフォン「Willcom 03」にも
ザウルスには劣るものの、新明解やエクシードなどを収録。
ワンセグやモバイルカメラも実装している。

翻ってNetWalkerを見てみると、
辞書もワンセグもカメラもないのは、やはり、物足りない。
いずれも専用ソフトを用意しなければならず、
開発時間を短くするためにそぎ落としたのだろうか。
おそらく、来年早々にも、これらを搭載した後継機種が出るだろう。

実売価格4万円のNetWalkerに比べ２万円弱高いのがPM。
こちらはカメラを搭載するが、辞書はない。
ただ、Windows xpを搭載しているのが最大の武器。
Willcom端末をUSB接続してインターネットに簡単に繋がる。

NetWalkerに魅力を感じながらも二の足を踏むのが
搭載機能の脆弱さだけでなく、
このインターネット接続の点にもある。
すでにパッケージが用意されているWindowsとは違い、
Ubuntuをダイヤルアップ接続するには手間がかかる。
└http://plaza.rakuten.co.jp/laughK/diary/200906170000/
実用性を重視したいモバイラーにとって、
この手間は、「遊び」の域を超えているような気がする。

結局、じゃあ、買うなら、
やっぱり、使い慣れた、Windows機ということになるんだろうなぁ。
いちおう、Windows 7（RC）も動かせるみたいだし。。
（だからって、Windows 7を入れるのも遊びの域を超えてるぜ。。）

　　　　　・　　　・　　　・

って、そんな中（つい今したが）、
今秋中にも、PMの供給先である韓国・UMID社から「mBook M2」が
発売されるとの情報が。
こちらは、Windows 7を搭載し、
PMはタッチスクリーンのみだったマウス代替入力デバイスに、
簡易なポインティングデバイスを付加している。
USBもPMのminiUSBから標準サイズに。

なんというか、このUMID社、
日本向けに工人舎版mBookを売り出しつつ、
韓国向けにはそそくさと最新版を出すという、
イヤ〜な感じがしないでもない。
でも、M2、スペックは、完璧だ。。
価格は499UDドルというので、日本円で4万5千円ほど。
手数料を入れても、5万円台なら、
まだ、待ったほうがよさそう。


で、こうした流れを受けて、
NetWalkerがいつ頃、どの規模のグレードアップで、
どれほど安い価格で後継機種を出してくるかが見もの。

ＮＷ、予備審査通過。

Ｊリーグ（Ｊ２）への加盟予備審査が昨年以上に厳しいようだ。
不況のあおりを受けてか、地域での定着ができていないせいか、
Ｊ２のＦＣ岐阜やヴァンフォーレ甲府、
古参のサガン鳥栖が経営難だという報道がある。

Ｊリーグが示した主な条件は、
・ホームゲーム一試合平均の観客数3,000人以上
・１億円以上の広告収入
・１万人以上の着席客席数を擁するホームスタジアム
など。


予備審査ではニューウェーブ北九州に
財務面の強化が指摘されたもようだが、
そのほかの条件はクリアが可能なため、
「Ｊ参入は可能」という判断がなされたらしい。
あとはＪＦＬで４位に入るだけ！

一方、Ｖ・ファーレン長崎は審査を通過できず。
資本金わずか45万円という体制の脆弱さや、
長崎国体にともなうスタジアム改修で
条件を満たすホームスタジアムが使えないなど
いくつかの重要課題を抱えている。


※写真は7月18日に本城で行われたソニー仙台FC戦