kbstの閲覧時の二酸化炭素排出量は、火力発電で約1.68グラム、風力発電などの自然エネルギー発電で約0.05グラムです。

上図は当サイトの閲覧による二酸化炭素排出量を表したものです。

算定方法は、kbst訪問者一人当たりの滞在時間4分8秒（2008年6月末現在）を大前提とし、それにパソコンの消費電力や、電力供給に伴う二酸化炭素の排出量を掛け合わせていきました。また、図中のやや小さい数字は、ここで求められた二酸化炭素量が、木１本が１年間に消費する二酸化炭素に占める割合を示したものです。

パソコンの消費電力については、ソニーのノートパソコンの値を元にしました。それよりも消費量の少ないパソコンもあれば、多いパソコンもあります。デスクトップパソコンであれば、おおよそ２倍くらい増えると思います。

電力については、石炭による火力発電と、風力発電で比較しました。ちなみに石油による火力発電の場合の排出量は1.28gです。自然エネルギーは風力発電を代表例に算出しましたが、地熱発電や太陽光発電も大差ありません。原子力発電、水力発電も運用による二酸化炭素はほとんど排出しませんが、初期投資による消費が増えたり、環境へのリスクを伴い、算出にゆらぎが生じるためここでは求めませんでした。

樹木の二酸化炭素吸収量も、木の種類によって実にさまざまで、正確に計算することはできません。ただ、種類を限ってしまえばおおよその値を出すことはできます。ここでは広く日本に分布する広葉落葉樹を例に取って計算しました。